90minute  遠足計画の 話すイベント

「90minute」は、遠足計画が開催する「話す」イベント。 ルールは3つ。1.時間は90分間。2.ゲストは何かの職業で働いている人。3.参加者も聞くだけでなく、話す。

2008年6月26日木曜日

過去開催:2006年3月25日「編集という仕事。」


過去の開催レポート。



開催日:2006年3月25日

テーマ:「編集という仕事。」

ゲスト:植田英樹さん



開催当時、様々なイベントを開催していた若者まちづくり集団「U-35」との共催で実施。



宝島社から岡山のタウン誌まで様々な環境で「編集」の仕事に取り組まれてきた植田さんをゲストにお招きして、編集のこと、広報のことを聴きました。



実際に経験してこられたエピソードからお話を聞く中で、一番、印象に残ったのは「うまい弁当をつくれる人は編集が上手なはず。」という、お話。

あらためて、編集ってそういうことだなぁと実感しました。それぞれの素材が生きるようなコーディネートが編集なんだなぁと基本を再確認しました。

そして、実は誰でも、毎日、「編集」しながら生きている、という話も納得でした。



その他のキーワードとして、

「ネタ切れはない。」

日々、違う話をするように、新しいネタがある。人がいるかぎりネタはある。

「反省しないことが重要。」出たものを振り返っても意味がない。反省会は無駄。変なパターンをつくってしまわないほうがいい。

「タイトルを決めることが重要。」

「どうやってネタを考えられる環境をつくるのか。」

「雑誌のいいところは残ること。」

・・・などなど、興味深い話がたくさん聴けました。

参加者からは「一緒に仕事をするならどんな人がいいか?」などの質問も出ました。

その回答は「気を使える人。」編集は、気を使うこと。客観的に見れることが大事。自分が読んで面白いとおもえるか。という客観的な目が大切というお話でした。



あらためて自分のメモを見返して、有意義なお話だったなぁと再確認しました。

「90minute」とは?

『90minute』は、90分間、いろんな人に話を聞いたり、話をしたりしよう!という小さなイベントです。

「講演会」はかたすぎるし、「イベント」は大きすぎる。
かといって、「座談会」ができるほど、くだけたのも逆に参加しにくいかも。
・・・でも、いろんな人の話を、いろんな人といっしょに聴きたいよね。っという発想から立ち上がったプロジェクトです。

よのなかには、いろんな職業の人がいて、いろんな立場の人がいます。
それぞれがいる場所からみている「せかい」は、きっと、ちがうはず。
その仕事じゃないと知らない事実、その立場だからこそ気になること。
聴かせてもらえれば、もっと「よのなか」がみえてきて、もっと楽しくなるに、ちがいない。
しかも、そんな話題で話ができる知り合いが増えると、視野が、せかいが、ひろがっていくはず。
「90minute」の目的は、そんなところにあります。


・・・が、実は第1回目の開催は2006年の3月、それから数年、眠り続けていたプロジェクトでもあります。
だけど最近、話を聴きたい人が増えてきたので、ひさしぶりに復活したいと思っています。
(と、いってもまだまだ計画の計画が話しに上ってきた段階です)
現在、運営をいっしにしてくれるプロジェクトメンバー募集中です。
メンバーが増えれば、きっと復活が早まります。

くわしくは、ensoku.keikaku@gmail.com までお問合わせください。